家計節約のコツ|決め手は一時的な出費ではなく固定費の削減にあり

スポンサーリンク

スポンサーリンク

投資元本を増やす手段としての家計節約術に関する話題です。投資を通じて資産を増やしていく上では運用の手段、つまり株や債券など投資対象の中身も大切ですが、それ以上に投資元本を増やすことが重要になる点は既にご承知の通りです。

 

それでは、投資元本を増やすにはどうすれば良いかというと、もちろん収入を増やすのが手っ取り早いのですが、話はそれほど簡単ではありません。というのも、特に固定給の割合が大きい一般的なサラリーマンは、給与収入を思うようにコントロールできないからです。

 

ただ、一般的なサラリーマンでも比較的簡単に、しかもすぐに実現できることがあります。それは月並みですが家計の節約です。中でも特に、ストレスも少なく中長期的な家計に対するインパクトが大きい固定費の削減がおすすめであり本記事のテーマです。

 

そこで今日は、普段から私自身が意識して増やさない工夫、さらにより一層減らす努力をしている、家計を節約するコツとしての固定費の削減について改めてご紹介してみますので、家計節約を志している方は是非ご参考ください。

 

家計節約のコツとも言える固定費の削減について

 

家計の節約と言うと、スーパーなどで数円単位から数十円単位といった少しでも安い食材や日用品を探したり、旅行や洋服など、比較的まとまった金額の買い物を控える方法をイメージされる方も多いのではないでしょうか?

 

確かに、それも家計の節約には違いありませんが、努力や苦痛に対する効果の点で劣るためあまりおすすめではありません。もちろん浪費はいけませんし限度はありますが、欲しい物の我慢はストレスになり精神衛生上も良くありませんし、金額が大きいように見えるかもしませんが、一時的な買い物であれば意外にも家計への影響も限定的です。

 

むしろ、それよりも注意が必要な出費が今日のテーマでもある固定費、つまり定期的に必ず発生する費用です。というのも大抵の場合、1回毎の出費は少ないものの中長期的に見ると金額も大きくなり易く、かつ2回目以降の支払いが自動化されることが多いため払っている意識も薄れるほか、解約する手間もかかるため後回しになりがちな費用だからです。

 

うちの家内もそうですが、家計を考えてスーパーで少しでも安い食材を探し回っている割には、この固定費に対しては意外に鈍感だったりします。例えば、単純に月々1,000円の固定費を減らすことができれば年間12,000円、10年間で120万円と、スーパーでの節約よりもはるかに効果的にも関わらずです。

 

しかも、先に固定費の恐さとして触れましたが、普段あまり意識することがない存在であるということは、裏を返せば一度の減らす努力だけで、以降減らすことによるフラストレーションやストレスも限定的である可能性が高く、場合によっては減らしたことさえも忘れてしまうかもしれません。

 

その意味で、家計の節約には、家計の中に潜む様々な固定費の洗い出しと見直し、さらには今後家計に加わろうとしている費用が固定費である場合は、その必要性について慎重に吟味する習慣を身につけることが最も効果的だと言えます。

 

家計の中に潜む代表的な固定費用の実例

 

それでは続いて、家計に潜む代表的な固定費の具体例を挙げてみます。改めて以下の対象それぞれについて、そもそもなくすことができないか、もしくはなくせないとしても金額を減らすことはできないものか、この機会にご確認ください。

 

⑴ 携帯電話

 

固定費の中でも、比較的金額がかさみやすく家計を苦しめるのがこの携帯電話代でしょう。最近では格安スマートフォンも普及してきているため、3大キャリアにご加入中であれば、乗り換えを通じて料金を半分以下に抑えることも十分可能です。

 

また、携帯電話会社からは積極的なアナウンスは来ませんが、より料金を節約できる料金プランに変わっている場合も多いため、定期的にウェブサイトまたはショップで確認し、プランを見直すだけでも少なからず節約できるはずです。

 

実際に私自身も最近、自ら au ショップに行き、妻と一緒に料金プランを見直した結果、月々5,000円ほど通信料金を下げることに成功しました。待っていても案内はないため、定期的に自ら確認しに行く必要がありますが、その甲斐はあるように思います。

 

⑵ 保険

 

家計にとっては、保険料もかなり曲者です。私の両親もそうでしたが特に中高年層の方などは、何となくおまもり的な発想で過剰に保険に加入されているケースも多く、固定費としてもかなり高水準になりがちです。

 

貯蓄額やご家族の構成、さらには仕事のタイプによっても違いますが、ご自身に万一のことがあった際の具体的な影響を踏まえた上で、特に月払い型の生命保険や医療保険等については最小限に抑えることをおすすめします。

 

⑶ 家賃

 

家賃は、今日ご紹介した中でも金額的に最も高い固定費です。具体的な節約の方法としては、より安い家賃の住居への住み替えによる削減が挙げられましょう。上手く行けば、数万円レベルの節約も十分可能です。

 

学校や勤務先へのアクセスなどの問題があるため、それほど簡単ではありませんが、仮に見栄だけで高い家賃を払っている方は検討の余地があります。なぜなら、一旦住んでしまえば良くも悪くもどんな住まいでもそれが当たり前になってしまう可能性が高いからです。

 

⑷ クレジットカード

 

見直す必要のある方も多く、且つ見直し易い費用の代表格が年会費のあるクレジットカードです。私もそうでしたが、仕事上の付き合いや見栄だけで作ってしまったゴールドカードなど、心当たりがある方も多いのではないでしょうか?

 

一般的にゴールドカードはもちろん、年会費が発生するクレジットカードである必要性はなく、年会費無料のクレジットカードだけで十分です。私もメインカードとして使っていますが、中でもおすすめは、還元率の高さとポイントの使い勝手の点から、年会費無料のノーマルな楽天カードです。

 

いずれにしても、お財布の中に使っていない、もしくは解約したつもりになっていたクレジットカードが隠れている可能性がある方は、今すぐ確認の上、忘れないうちに解約してしまいましょう。

 

⑸ 有料放送(動画配信含む)

 

WOWWOWなどの有料放送やアマゾンプライムといった有料ネット配信サービスも例外なく節約対象でしょう。確かにあればあったで楽しむこともできますし、特に長期休暇や年末年始などの暇な時には重宝します。私自身も映画やドラマ好きなので、気持ちは痛いほど分かります。

 

ただ、時間が潤沢にあれば別ですが、家庭を持つサラリーマンが、この手の有料放送に実際に潤沢な時間を割り当てられるかと言えば、答えはノーと言わざるを得ません。どんなに魅力的なものであっても観られないのであればムダ金です。

 

⑹ 定期購読誌

 

私も若かりし頃は、ラジオ英会話やファッション誌を定期購読していた時期がありました。月あたり数百円と金額は少ないですが、これも確実に節約対象でしょう。逆に金額が少ないからこそ解約し忘れてしまうためより一層注意が必要です。

 

大抵の場合、定期購読を求めるのは最初だけで、一旦購読し始めてしまうと意外に興味がなくなったり、そうでなくても後で読もうと考えて結局読まなかったりと無駄が多くなりがちです。

 

また、どんな雑誌や書籍でもそうですが、そもそも毎号が興味のある内容ばかりではなく、ほとんど読まない月もあるなど、必ず無駄が発生してしまいます。そんな無駄が出るのであれば、定期購読せずに読みたい時に書店かネットで購入するようにしましょう。

 

⑺ フィットネスクラブなど会員組織

 

意外に通っている人が多いのがフィットネスクラブです。私の会社でも、ダイエットのためにフィットネスクラブに入会している同僚がいます。大体そういった人の言い草は「お金を払って強制的に行く環境を作らないとやらなくなるから」というものです。

 

ところが実際蓋を開けてみると、お金を払ってフィットネスクラブに加入しても大して利用していないだけでなく、見苦しく出たお腹が引っ込む気配がありません。そんなことなら解約して、お金がかからず無理もない近所を散歩するところから、もう一度ダイエットや健康づくりを始めるべきでしょう。

 

最後に

 

以上、家計を節約するコツとも言える固定費の削減についてご紹介してみました。特に珍しい情報ではありませんが、私もそうだったように、恐らく頭では分かっているものの、実際にはうっかり見直しをし忘れてしまっている方も多いのではないでしょうか?

 

家計の節約はスポットで実行すべきものではなく、普段から継続して行っていく必要のあるものであるため、できる限り無理なくストレスを溜め込まない形が理想です。その意味でも固定費は有望な家計節約の対象だと言えます。

 

塵も積もれば山となるではありませんが、節約も基本的には同じ発想が必要です。是非この機会に固定費の見直しにより、家計を賢く節約することで、少しでも多く投資元本にまわすお金を確保されることをおすすめします。

  

www.usstocks.club

 

www.usstocks.club

 

www.usstocks.club