複利効果を最大限活かした孫まで引き継ぐ超長期投資の形とは

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複利効果を最大限活用する超長期投資の形についての話題です。複利効果は、天才物理学者のアインシュタインが “人類最大の発明” と評するように、資産運用においても非常に重要な存在だと言えます。

 

さて、複利効果を活かすには時間を必要としますが、皆さんはその時間についてどの程度明確な意識を持って運用していますか。正直なところ、実際には複利効果の力を知りつつも、必然か偶然かは別として、複利をできる限り活かす形で運用を継続できる方は少ないように思います。

 

そこで今日は、改めて私が長期投資を志す理由、さらには私なりの長期投資の定義についてご紹介してみようと思いますので、複利効果についてこれまで深く考えたことがない方は、是非それを活かすべく、長期投資というものについて考えるきっかけにしていただければと思います。

 

複利効果とは

 

そもそも私が長期投資を志す理由は、複利効果により自分自身の実力以上に資産を成長させられる可能性が高い点にあります。とりわけ、普通のサラリーマンであり且つ素人投資家が、資産運用を大きく成功させらには、この複利効果を味方につける以外に方法がないからです。

 

改めておさらいすると、複利効果とは、運用益がさらに収益を生む効果のことであり、つまり資産運用で得た収益分を元本に加え、その合算した資産を再び運用することにより、さらに収益が収益を生んで膨らんでいく、いわゆる雪だるま効果のことを意味します。

 

そして、その複利効果の力をより一層活かす方法は、当然ながら出来る限り雪だるまを転がす時間、つまりは運用期間を長く取るということに尽き、投資期間を長く取れば取るほどその力は途方もなく増大して行くことになります。

 

チャールズ・エリス氏に学ぶ超長期投資の考え方

 

私自身、複利効果を高めるためには運用期間を長く取る必要があるということぐらいは理解していたものの、資産運用を始めた当初は、無意識のうちに自分自身が定年を迎える60歳を資産運用のゴールとして考えていました。特に誰かにアドバイスされた訳ではなくまさに何となくです。

 

つまり、定年まであと何年あるから何にどれ位投資するべきかとか、何を何年間利回り何%で運用すると、複利効果でいくらぐらいに増えそうかなど、あくまでも60歳までの残存期間を前提として投資商品や配分などを考えていたということです。

 

しかしそんな時、たまたま書店で手に取ったチャールズ・エリス氏の『敗者のゲーム』という本を読み、投資期間について自分が狭い範囲の型にはまった考え方をしていることに気付かされました。冷静に考えると当たり前のことではありますが、出口について深く考えていなかった当時の私には目から鱗でした。

 

 

仮に自分が定年を迎えたとしても、60歳で全ての株式資産を売却して現金化する必要はなく、私が死ぬまで、さらに私が死んでも息子に相続することでさらに長く、さらに続けようと思えば孫の代まで、というようにかなり長い超長期運用が可能です。

 

例えば仮に、私が平均寿命まで生きられるとすればあと30数年ありますし、孫までで終わったとしても、約90年ぐらいは運用し続けられることになるため、複利効果を活かすことで、年利5%で増やせる資産であれば100万円の資産が約8000万円に、7%で運用出来れば普通では到達不可能な4億4000万円にまで増やすことが可能だということです。

 

複利効果を最大限活かす超長期投資のすすめ

 

以上のように、現時点の私の長期の定義は、複利効果を最大限活かすべく代々引き継いで行く無期限を前提に考えているため、もちろん息子が孫に引き継ぐかどうかは分かりませんが、私自身は馬鹿息子に引き継ごうと思っています。

 

ただ、仮に息子の代までで運用を終えたとしても、運用期間は軽く60年以上は確保することができるため、息子が定年する頃には複利効果でおそらく億万長者の仲間入りを果たしているに違いありません。しかも、息子自身が追加資金を投入しなくても、保有株式からの配当を再投資するだけで十分でしょう。

 

もし仮に、私のように投資期間について限定的な発想を持っていた方は、改めて複利効果の可能性について確認いただいた上で、複利効果を最大限活かした無期限に近い超長期投資についても、この機会に検討されてみることを是非おすすめします。

 

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